シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

ネコのたっちゃん・・・長旅の末、やって来た白黒猫

本日は、ネコの話題です。

 

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写真は「たっちゃん」です。
かつて、ウチにいたネコさん。
もう、10年ほど前に亡くなりました。 


ご覧の通り、たっちゃんは全身白黒で、
見事なモノトーン・キャットでした。
でも、黒いから、真夏の昼間は苦手でした。
太陽の光を帯びて、外でのぼせてました。
身体を触ると、とても熱かったのを覚えています。

 
モノトーン・キャットは、関西では珍しい。
街中で、見かけることはほとんどないです。
実は、たっちゃんは埼玉県川越市出身でした。
私の弟が、同地方の大学へ進学した関係で、
弟はその地に住み、そこで、
たっちゃんと出会いました。
そのとき、たっちゃんはまだ生まれたばかり。
その年の夏(あるいは冬)、
弟は実家に帰ってきたのですが、
関西まで延々と車を飛ばして帰省しました。
たっちゃんを同乗させての長旅でした。


猫を乗せての長時間のドライブは、
かなりの緊張を強いられたようです。
なぜなら、ちょっとでもドアを開けようものなら、
隙あらば逃げだそうとするたっちゃん。
飲み物や、食べ物を買いに車から出る際は、
ほとんど修羅場と化したそうです。
結局、無事に到着し、以来、たっちゃんは、
私の実家に住み着くことになりました。
それ以後、たっちゃんは、まる20年生きたこと
になります。
猫の寿命を考えると、大往生と言えるでしょう。

 
さて、たっちゃんは埼玉県川越の出身ですが、
それに関連した興味深いテレビ番組を見たこと
があります。 たしか、NHKが放送している
「近所の底力」という番組だったと思います。
同番組は、「野良猫」による被害をどうやって
食い止めるべきか・・・という内容でした。


そして、野良猫問題に取り組む町として、
川越市が紹介されておりました。
街の様子が映し出されていくと、
なるほど、白黒のモノトーン・キャットが多い
ではありませんか!
たっちゃんみたいな白黒系がだんぜん多いのです。
ミケネコ系などは、ほとんどいませんでした。
川越とは、白黒猫の産地(?)なのかな?

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