シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

Yesterday In The Life・・・皿うどん事件、厄の前払い

昨日の記事、大事なことを一つ書き忘れた。

不運は、他にもあったのだ。

それは、『皿うどん事件』・・・こいつが、

昨日の出来事の中では、

最も重要であったろう。

それから、『厄の前払い』、

というものに関しても・・・。

 

昨日の昼、リンガ〇〇〇〇のお店で、

皿うどんを食べた。

結構美味しくて、私の好物である。

だが、店に入る瞬間、にわかに嫌な予感がした。

カウンター越しにいた、

一人の店員の男が気になったのだ。

この日は、朝から指輪を排水溝に落とすわ、

コンビニでコーヒーをぶちまけるは、

青信号なのに、車をスタートさせないヤツがいるわ、

でどうにもツイていない。

だから、この店員を見たとき、

何かやらかすのではないかと、

警戒心が湧いたのである。

 

店員が皿うどんを運んで来た。

私がいたカウンター席に皿うどんを置く直前、

ちょうど、テーブルから5cm くらいの高さから、

なんと、皿うどんを落としたのである。

ガチャンと大きな音がして、

汁が少しだけ、私の左手甲まで飛んできた。

今日のツキの無さを考えると、

さすがにゾッとした一幕だった。

 

もうあと7~8cm 高いところから落としていれば、

確実に、皿ごと私の下半身に落ちたかもしれない。

だが、幸いにも、その難は逃れた。

店員は、スミマセンと謝っていたが、

私はとくに彼を責めたりはしなかった。

それよりも、今日という日の、

あまりの運の悪さに、恐怖するしかなかった。

 

さて、ここまで書くと、この話は、

ただの “運勢の悪い1日” で終わってしまう。

しかし、ひとたび『厄の前払い』という観点から、

一連の出来事を考えると、

見え方はまるで違ってくる。

 

厄の前払いとは・・・。

 

これは、ある人から教えてもらったことだ。

たとえば、旅行の際、家を出る前に、

自分の指かどこかを切って、血を少しだけ出す。

そうすることによって、旅行中の事故や災いを回避

することができる。

このようなワザ(?)を厄の前払いという。

 

この考え方を採用すると、

昨日の私のストーリーは次のようになる。

 

天が定めた昨日の私の運命は、恐らく、

こんな感じだろうか。

お昼に、皿うどんを食べようと、

リンガ〇〇〇〇の店に入る。

しかし、店員に皿うどんを落とされて、

下半身に大火傷を負うハメに。

救急車を呼ぶ騒ぎとなり、

辺りは騒然となるなか、私は痛みを堪え、

救急車で運ばれる。

病院で手術を受けるも、火傷の場所が場所だけに、

術後の経過が思わしくない。

更にいえば、場所が場所だけに、

どこが痛むのか、なぜ火傷したのかなど、

恥ずかしくて人に言えない。

 

とまあ、こんな運命が待ち受けていたのだろう。

 

ところが、私はその日、幸いにも、

数々の厄の前払いをしていた。

(血こそ、流していないが)

 

その1、朝、洗面台の排水溝に指輪を落とした

 

その2、コンビニでコーヒーをぶちまけた

 

その3、青信号なのに、車をスタートしない車に

    往生させられた

 

なので、皿うどんで下半身に火傷を負って、

痛みと、恥ずかしさに耐える運命を回避できた、

という訳だ。

これだけ前払いしておけば、

運命変更には十分というものだろう。

よかった、よかった。

 

昨日は、実は私にとって、

超ラッキーな一日であったといえる。

 

尚、その4のデカイ鳥にフンを落とされたのは、

皿うどんを食べた後のことだから、

これはきっと、厄の後払いってとこかな?(笑)

 

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