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シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

Googleが特許を取得したとされる「性格」ダウンロード技術に関連して、『 予定調和 』的に考えてみた

ビートルズ 無名の人で、変な人 未来

故人を“再生”できる…「性格」ダウンロード技術、グーグルが特許

元記事はこちら↓↓↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000542-san-bus_all

f:id:otakebi13:20150413193119p:plain

 

先日、例のお寿司屋さんで、またしても、

変な人に出会った。

その人は、詳しくは描写したりはしながいが、

常識的なセンから、大きく逸脱した身なりをした

初老の女性であった。 女性の挙動不審ぶりは、

イカニモという感じだったから、

やはり私はこういう人と縁があるのだと

内心喜んではいた。

 

だがしかし、観察していると、どうも面白くない。

その女性の言動に驚かないというか、

笑えないというか、何ら心に響いて来ないのだ。

あとから、何故なのかと振り返ってみると、

『予定調和』という概念がふと頭を過った。

 

つまり、その女性の言動は、

変な人の特性から少しも逸脱せず、

意外性が全く感じられないのである。

変な人ならこう言う、あるいは、するであろう

と予測できる範囲を超えていない。

すなわち、この女性は変な人としての『予定調和』

を崩せていない。

私が今こうして、面白味のない記事を書いている

理由はきっとこれだ。

 

予定調和・・・私にとっては懐かしい言葉だ。

私が初めて『予定調和』という概念を知ったのは、

20年くらい前のことであろうか。

今人気のAKBの以前に、おニャンコ倶楽部という

グループ(?)があった。

AKBと同じく、秋元康氏が統括していた。(と思う)

 

おニャンコ倶楽部には『セーラー服を脱がさないで

というヒット曲があった。

この歌の作詞者は、同じく秋元康氏。

あるインタビューで、秋元氏はだいたい次のように、

語っていたのを私は何かで読んでいた。

 

『セーラー服なんていうものは、脱がす、

脱がさないとかの対象ではなく、

ましてや、歌の歌詞で、しかも高校生が、

セーラー服を脱がさないで』などと歌うなど、

当時の常識、つまり、予定調和からは、

著しく逸脱している。

そのような予定調和を崩すことで、

世間へのインパクトとウケを狙った』

 

そうか、予定調和を崩すのか・・・。

それを知った当時の私は、妙に感動した覚えがある。

なぜなら、私の好きなビートルズは、

まさに予定調和を崩しまくった人達だったから。

初期⇒中期⇒後期へと、音楽、風貌、それから、

ファッションを含め、あれほど変化したグループが

他にあっただろうか。

 

もしかすると、ビートルズが解散したのは、

どのように予定調和を崩すべきか、

その方向性がもう見出せなくなってしまったからで

はないか、などと、個人的に想像したりもした。

 

考えてみると、予定調和を崩したのは、

ビートルズばかりではない。

きっと、アップルの創始者の二人や、

ホワイト家のCMを宣伝している会社の社長などは、

上手く予定調和を崩し、しかも、

その先の正しい未来の姿を見抜いていたのだろう。

 

それを思うと、私など恥ずかしくなる。

初めて、携帯電話・・・その当時はカステラみたいな

大きさだったが、それを見ても何にも感じなかったし、

みんなが、一人ひとり、スマホを所有しているような

未来の姿など見えはしなかった。

今も、5年後、10年後がどうなっているかなど、

私には皆目わからない。

だから、私は大起業家にはなれんと思う。

 

トップのGoogleが特許を取得した、

『故人を“再生”できる・・「性格」ダウンロード技術』。

これは、どちらかというと、予定調和の範囲内かな。

例えば、ジョン・レノンの性格がロボットに、

インプットされたと仮定しよう。

そのロボットが音楽を作曲したとして、

ロボットが次にように喋ったとしても、

そんなに面白くはないように思うのだが・・・。

 

『ハロー、ジョンです、お待たせ、新曲が出来た、

 ポールのやつよりは、デキがいいぜ』