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シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

『〇〇の壁』・・・見事に壁を乗り越えた出版社の話

葛藤と問答 書評のようなもの

世の中には、理解し難いものがあるものです。

前回記事で少し触れた、

海底遺跡などもその一例だと思います。

常識では推し量ることが出来ないために、

そこに様々な憶測が生まれ、

トンデモ情報として世を騒がせた後、

やがては忘れ去られるのが世の常です。

 

オーパーツやトンデモ情報の他にも、

この現実世界には理解を超えた現象が起こり、

私もいたく驚かされることがあります。

下記の話は、私が遭遇した、

出版界に於ける摩訶不思議な出来事です。

 

2003年、ある本がベストセラーになりま

した。 本のタイトルは、『〇〇の壁』、

著者は養〇〇〇氏。

(一応、誰かを意図的に傷つける趣味はない

 ので、伏字にさせていただきます)

 

当時、この本がベストセラーということで、

私も著作を購入し、早速読んでみることにし

ました。

 

しかしながら、読み進めるも、

まったく文章が響いてきません。

そして、わずか30ページを待たずして、

読む気が完全に失せ、

本を閉じてしまったのでした。

以後、その本に目を通していません。

ブックオフに売り飛ばしてしまいました)

なぜ、こんな本がベストセラーになるのか?

その疑問だけが頭に残りました。

 

挫折した理由は、

文章がクドかったのも一因です。

前々回の記事で書いたように、

同じ言葉やフレーズが何度も踊っていると、

心底ウンザリさせられます。

その典型ともいえる文章でした。

しかも、その著者が云わんとしている主張に

はまるで意外性がなく、いわゆる予定調和の

域を超えていない・・・。

これでは、面白いハズもありません。

 

それから月日は流れ、

5・6年前のことでしょうか、

ある雑誌に著者の養〇〇〇氏のインタビュー

記事が掲載されていました。

それを読むと、腰を抜かすほど驚きました。

(私は同氏に二度驚かされたことになります)

 

なんと、同氏はこの本をご自分で書いてはい

ないとのこと・・・。

 

はあ? いや、どうりで・・・と思いました。

 

本人による執筆ではなく、

代理のライターさんが書いたのです。

だから、あのような文章に・・・。

これには合点がいきました。

 

しかしです。

この程度の(失礼)文章で、

ベストセラーを生み出せたのだとしたなら、

この出版社はどんな販売戦略なり、

マーケティングを行ったのでしょうか?

この内容で、ベストセラーにするなんて、

本来なら奇跡に近い神業のはず。

いったい、どうやって・・・!?

 

個人的な感想ですが、

この出版社は不可能とも思える『壁』を

見事に乗り越えてみせたわけです。

 

そこのところの秘話を書いて出版してくれ

たなら、私なら絶対買います。

ナニをさし置いても、

必ず読破すると思います。

でも、前回採用したライターさんは、

もう使わないでほしいです。(笑)

 

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