シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

小学校の思い出

幼稚園から小学校に上がると、

鈍感な私でも気が付きました。

私とはまるで違う、

いろいろな子供がいるものだと。(笑)

 

勉強がデキる子、デキナイ子、

裕福な子、そうでない子、

人気者でいる子、そうでない子、

スポーツだけはデキる子、デキナイ子、

私は辛うじて、運動神経はそこそこあり

ましたから、少年野球はやりました。

(あと、剣道も少し)

そのような差があること自体が、

私にはとても不気味に感じました。

 

勉強は特にダメでした。

何を教えられても、

さして面白いとも感じません。

それゆえに、教科書なんて、

ろくに読まない阿呆ガキでした。

IQテストなんて、最悪でした。

試験中、ふと横の女の子の答案を覗き見

すると、答案を最後まで解き、

余裕のヨッチャンで、

鉛筆を上唇の上に挟んで、

鼻歌を聴こえないように歌っていました。

これには、参りました。

オレはアホなのだと、

完璧に思い知った瞬間でした。

 

道徳の授業、っていうのもありました。

人は皆人権があって、平等だとか何とか。

平等ならば、学校側はなぜ成績で人を争

わせたりするのでしょうか?

(子供ながら、なかなか鋭い、あっ、

いや、嫌味なモノの見方です(笑))

 

道徳の授業よりも、

考えさせられる出来事がありました。

それは、他校との少年野球の試合でのこ

とでした。

 

当時、『巨人の星』という漫画がヒットし

ていました。 その漫画の中で、

九回裏の最後のバッターに対して、

ヤジり立てる場面があります。

漫画では最後のバッターに対して、

次のようにヤジります。

 

『あと一匹、あと一匹!』

 

あと一人でスリーアウト、試合終了。

それを『あと一匹』呼ばわりして、

バカにするわけです。

馬鹿な私はこれを真似て、

現実の練習試合でヤジりました。

 

『ほれほれ~、あと一匹、あと一匹!』

 

そうしたら、監督に酷く怒られました。

 

その監督さんは学校の先生ではありませ

んでした。

学校の用務係というのでしょうか、

よくは覚えていないのですが、

教師という立場の人ではなく、

全然別の人だったと記憶します。

 

なぜか、この時怒られたことは、

今でも忘れずにいたりします。

 

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(Photo by 友人S。

 引き続き、USJの写真です。

 ハリーポッターに登場する城ですね)