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シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

ディランやレノンで、ワビやサビとか、

唐突ながら、本日のテーマは、
佗(わび)・寂(さび)とします。
なぜこのようなテーマを選択したのかについ
ては、最後までお読みいただくと、
おおよその見当がつかれるかもしれません。


まずは、言葉の意味を再確認する意味で、
Wikipediaで調べてみました。
それによると、


佗(わび):「貧粗・不足のなかに心の充足
をみいだそうとする意識」


寂(さび):「閑寂さのなかに、
奥深いものや、豊かなものがおのずと感じら
れる美しさ」


私は短歌や俳句というものに疎く、
従って、ワビやサビなんてことについても、
全く関心がない野蛮人でした。
それが、ある絵本のような代物を読んで、
モノの見方が多少でも変わったと思います。


写真は私を変えた本、
ジョン・レノンが見た日本」です。
(完全な絵本ではないですよ)

 

 f:id:otakebi13:20161226161903j:image


在りし日のジョンは日本語を学ぼうとして、
学んだ言葉とその意味をノートに書き込み、
更には簡単なイラストまで添えて、
頭に記憶させようとしたようです。


それらの中で、私の印象に特に残ったのが、
ワビ(wabi)、サビ(sabi)、
という訳です。


ジョンが描いたイラスト(落書き)は、
昔ながらの田舎の田んぼ中で、
ポツンと傾いて立っている案山子(かかし)
だったりします。


イラストと言葉の取り合わせが、うーん、なるほど、と妙に納得させられる
から不思議です。


・・・さて、こうなると、
ある疑問が湧いてきます。
ワビ・サビを理解できるのはジョン・レノン
が特別だから・・・?


今でこそ、日本の伝統文化は世界の中で人気
を博し、海外からの旅行者も多いのですが、
ジョンとヨーコがお忍びで来日していたのは
ずっと以前の話しです。


それでも、私も一生活者の一人です。
四六時中、このようなことを考えているわけ
にもいかず、いつしか、このような疑問も、
頭の中から完全に消え失せていたのでした。


二度目の衝撃はある日突然やって来ました。


下記は「ボブ・ディラン・デビュー30周年
コンサート」での一場面です。


https://www.youtube.com/watch?v=6CEfNY02n5E&sns=tw @youtubeより‬


演奏者は、
TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS


演奏曲は、ボブ・ディランのオリジナルで、
「License To kill」。


ツボを押さえた演奏と申しましょうか?
静と騒のメリハリを余すことなく効かせ、
ワビ・サビは勿論のこと、
日本でいうところの「間」をも重視した演奏。
もう、完全に脱帽する他にありません。


ジョン・レノンにせよ、
イギリス人にせよ、
アメリカ人にせよ、
イマ"ジン"にせよ、
人種の別に関係なく、
ワビ、サビ、マの意味を理解し、
その技を我が物としている人間は、
少なからず存在する・・・。


そんなところに、笑ってしまうくらい、
身が震えたものでした。


写真は所蔵するライブ映像です。

 

 f:id:otakebi13:20161226162554j:image

 

VHSのカセットデッキ盤です。
再生可能なハードなんて、
すでに持ち合わせておりませんが、
どうにも手放すことが出来ずにいます。