日曜日、パリは営業しているか?
フランスの世情がかなり緊迫しているようです。
ついこの7月、フランス某所在住の友人が、
所用があって一時帰国しました。
彼と会う機会を作り、少し話しをしたのですが、
その時、彼はマクロン大統領ことを賞賛していました。
彼はなかなかのヤリ手ということでした。
その一例として、日曜日の完全休業を撤廃し、
日曜日でもお店が自由に営業出来るようにしたのです。
その昔、私はパリへ出張で滞在していたことがあり、
たまたま日曜日に一人で食事か買い物でもしようと街に
出たのです。 ところが、食堂関連のお店がことごとく
閉まっていて、スーパーも完全に閉店休業。
はて、どうしたものかと思案していると、
一軒だけ開いてるお店を発見しました。
それは、イタリアンの店で、
私はナポリタンか何かを注文して食べました。
(えっ、もっと気の利いたものを注文したらって?)
まあ、セーヌ川も二股になっているところが、
大阪の中之島に似ていたりして、
あまりパリに来たような気がせずに終わりましたが。
いずれにせよ、その時は何となく想像しました。
ああ、フランスはこれからも変わることなく、
日曜日はずっと閉店休業なのだと。
それを改革して、日曜日に営業出来るように
したのですから、
マカロン大統領は発想力と行動力もある優秀
な人物だと思えます。
その彼がこうやって叩かれるのですから、
政治家の宿命とはいえ、
酷くお気の毒とも感じます。