シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

AB型の女、ゴルゴ13『白夜は愛のうめき』

先日、お寿司屋さんで飲み食いしていると、

女性のお客さんが入って来て、

カウンター席に陣取りました。

一人客です。

このお店では、女性のお一人様も珍しいことでは

ありせん。 最初は戸惑いつつも、

一度入店してしまえば、それ以後は、

安心して再訪する女性の方が多いようです。

 

そのお客さんとは、このお店で二度ほどお目にか

かった記憶があります。

今回、初めてお話する機会を得ました。

たわいもない話をするうちに、

血液型の話になりました。

この話で、妙に盛り上がってしまいました。

 

私の高校時代のクラスには、

AB型が結構いました。

7名前後はいたと思います。

やっぱり、自分を含めて、

ヘンな人が多かったです。

でも、楽しいクラスでした。

 

AB型の女性には、

あまり遭遇したことがなかったのですが、

この女性もAB型とのこと。

どうりで、フツウの雰囲気ではない・・・。

(AB型の私がこんなことを言えた口ではない)

女性も私のことをAB型ではないか、

と感じたのだそうです。

(やはり、私もヘンな人に見えるんや)

酔っぱらって、どんな会話をしたのか覚えてお

らず、後から連れ合いに聞いたところでは、

いつか、このお店で『AB型の会』を催そうと

いう話になったとか・・・。

私のAB型の友人たちを連れて来たら、

いったいどんな会になるのやら。

怖いような気もしますが・・・。

 

変わった女性といえば、一人思い出しました。

『ゴルゴ13』を読む女です。

今、ちょうどヤフーGYOにて、

アニメ版のゴルゴ13が放送されています。

それで、記憶が蘇りました。

 

まだ20代そこそこの頃、

ある女性とアルバイト先で一緒に仕事をしました

私よりは5歳ほど年上の方でした。

その女性と雑談していると、

なぜか『ゴルゴ13』の話になりました。

その女性は『ゴルゴ13』を愛読しているという

ことでした。

 

『ゴルゴ13』に関しては、

私も負けていないとばかり、

対抗心のようなものが湧き上がります。

そして、まだまだ生意気盛りの時期です。

私は、その女性にひとつ鎌を掛けてみる気になり、

次のように問いかけました。 

 

『ゴルゴ13の作品の中で、ゴルゴが人を殺すの

 を一瞬でも躊躇した作品は何か?』

 

すると、その女性は即答しました。

 

『白夜は愛のうめき』

 

ええッ、その通りやん!

 

私はウメキました。

その通りでした。

キラ星ほどもある多くの作品の中で、

ゴルゴが人を殺すのをタメらったのは、

『白夜は愛のうめき』以外にありません。

(私個人は、そう認識しています)

それを即答した女性には、

驚きを禁じ得ませんでした。

同時に、自惚れていた自分に恥じ入ったもの

でした。

 

世の中には、女の人でも、

ちゃんとわかっている人はいるのだ・・・と。

 

その人がAB型だったかどうかは、

もう忘れてしまいましたが、

私の中では、忘れ得ぬ女性の一人です。

ちなみに、その女性とは恋愛関係にはなりませ

せんでした。

『白夜は愛のうめき』と即答したほどの人です。

私とは格が違うというべきであり、

荷が重過ぎる相手でした。

 

アニメ版・ゴルゴ13『白夜は愛のうめき』は、

こちらでご覧になれます。

 

gyao.yahoo.co.jp

 

余談ながら、ゴルゴが女性に対して、

恋愛感情のようなものを抱くのもこの作品が最初

で最後のようにも思います。

また、ゴルゴって、精神医学の分野にも精通して

いるかのような発言があり、

その場面も可笑しいです。

(その顔で言うか!(笑))。

 

登場する女は、アニメ版よりも、

原作で描かれている女の方が私は好きです。

アニメ版の女は、顔が縦に長過ぎます。

作品自体の質も、原作漫画の方が、

勝っているような気がします。

 

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