シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

針の先ほどもある、ごく微かな痛み

昨日の日本シリーズ第1戦、
二刀流で鳴らす大谷投手が先発するも、
二本の本塁打を浴びるなど、
残念な結果となりました。

 

大谷投手については、スポーツニュースでそ
の活躍を知るくらいでしたが、
かつてないほどの才能と体格に恵まれた特別
な選手であることは誰しもが理解するところ
です。

 

私も楽しみで、試合開始から野球中継を観て
おりました。
ところが、映し出される大谷投手の姿を見て、
ウチの連れ合いが申しますには、

 

・脚が長い、
・背が高い、
・顔が端整、
・足りないところが見つからない、

 

更には、実際に野球場に行って、

会ってみたいとのこと・・・。

 

この瞬間、恥ずかしながら、
私は針の先ほどの微かな痛みのようなものを
感じたのです。
しかしながら、それは男女間で生じる嫉妬の
感情とは微妙に違うように思われます。

 

私も、小学・中学と野球少年でした。
ですが、大谷投手とは全く違う体型。
つまり、低身長の上に短足胴長でしたから、
もう全然違うわけです。
いくら練習したって、
外野手の頭上を気持ち良く超えて行くような
打球を一度として打てた試しがありません。

 

才能の有無、能力の優劣、そこからの劣等感。
これらは、普段は忘れていても、

洗っても落ちないしつこいカビのように、
意識下にデータ保存されている模様です。

 

ゴルフの石川遼選手のデビュー時は、
全く腹が立たずに済んだのですが・・・。
それは、たぶん、幼少期に私はゴルフをしな
かったからだと思われます。

 

顔の優劣の問題もありますね。
私の場合、石川選手や大谷投手に顔でも負け
ておりますが、なぜかそれは、
全然苦になりません。
顔に関しては、清く諦められるのですから、
我ながら不思議です。

 

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