シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

突き刺さった小骨とAll You Need Is Love

魚を食べたりすると、小骨が喉に刺さって

しまい、どうやってみても抜けなくて、

不快感が残って仕方がない・・・。

なんてことが稀には起こるものです。

 

 

ホンモノの魚の骨の話ではありませんが、

私には、何年も気になっていて、

いつかはそれを解決してみたいと密かに望

んでいたことがありました。

 

 

それでいて、諸々の事案にかまけて、 

問題を積極的に解決しようともせず、

ただ時間を無駄に浪費するばかり。

一向に、問題解決の目処さえも立たない

状況でした。

 

 

そんな折、あることによって、

問題は唐突に解消してしまいました。

なんだ、そういうことやったんや!

(とやや控えめに)小躍りしたほどです。

本日は、そのことに関して書いてみます。

 

 

まず、喉に刺さった小骨とは、

ビートルズの 「All You Need Is Love」

(愛こそはすべて)のイントロの最初の約

7秒間のことです。

このラッパよって奏でられる旋律は、

あまりにもクラッシック的過ぎる。

故に、ビートルズらしさが全く感じられない。

しかも、このラッパの演奏部分は約7秒ほど

しかない。 こんなに短いのに、わざわざこの

パートを導入する必要性がどこにあったのか?

このような疑問が私の脳裏にずっとありまた。

 

 

そして、こんな疑問などほぼ忘れかけた頃に、

意外なところから、回答のようなものが得ら

れたのです。

 

 

それは、最近観たテレビ番組でした。

歌舞伎役者で名優の香川照之さんが出演され

ていたバラエティ番組がきっかけでした。

(TBS系「ぴったんこカンカン」)

 

 

香川さんは暁◯◯園という小中高一貫の学校

出身とのことですが、同じく同校出身者で、

現在は社長業をされている方と面談し、

商売の秘訣などを伺う・・・という趣旨の

番組でした。

 

 

そして、香川さんがお会いする暁◯◯園OB

の皆さんは(香川さんを含め)、

全員が母校の校歌をソラで歌えます。

しかも、その校歌というのが、

日本語ではありません。

歌詞は全編、完全無欠のフランス語。

それでも、OBの誰もが完璧に歌詞と旋律を

暗記されており、もう皆さん嬉々として歌い

上げるのです。

 

 

し、しかし、です。

そのメロディー、何処かで聴いた覚えがある。

私はそう思ってネットで調べました。

 

 

その結果、暁◯◯園OBの皆さんが歌う曲は、

ラ・マルセイエーズ」という歌であり、

フランスの国家であると知りました。

 

 

そして、もう一つ・・・。

ビートルズの 「All You Need Is Love」の

最初の7秒間のイントロ、それは、

ラ・マルセイエーズ」という曲名の、

フランス国歌であることも分かりました。

(これは、既によく知られている話のようで

すが、私は全く知りませんでした)

 

 

では、なぜビートルズのは「All You Need Is

Love」イントロにフランス国歌を採用したの

かに関しては、私は下記のように想像する次第

です。

 

 

平和が尊いのは勿論だが、

なぜ人類はこんなにも戦争をして来たのか?

その理由の一つは、例えば、

外国の資源を奪うことで自国を富ます為に。

あるいは、どんなに(宗教的に)綺麗事を

並べようとも、

外国と戦争することは、

自国の不正や腐敗を自国民の目から隠し、

特権階級のみが自らの利権を守るために行わ

たのではなかったか・・・?

 

 

英国とフランスとの戦争も例外ではない。

英仏の100年間戦争なんて、その愚かさと、

悲惨さにおいて最たるものだったであろう。

それでも、両国は懲りることなく、

その後も幾度も戦ったのだから、

もう何をか言わんやである。

オレ(ジョン)は、そのことを決して忘れては

いない。

故に、All You Need Is Love の導入は、

フランス国歌である「ラ・マルセイエーズ

から始まるし、そうあるべきと考える。

 

 

(※上記は私の個人的な仮説に過ぎません)

 

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