シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

1月17日関連、あれこれ、

前回の記事を書き終えたからでしようか?
なんだか気持ちが落ち着いてきました。
震災の例の震災のパネルもじっくりと観れるよ
うになりました。


というわけで、2枚ほど写真をここに掲載致しま
しょう。(下側の小さな写真が現在の風景)
です)


ちなみに、私の私の父の命日は1月
17日です。
イチロー選手がメジャーデビューした翌年の
2002年1月17日のことでした)
う〜ん、1月17日かぁ・・・と思います)


ところで、現在神戸市では市民の流出が止まら
ないそうです。 なんても、昨年に比べて、
6,235人もの人が神戸市から転出。
その減少数は日本でワーストだったとか。


恐らく、他県や他市では子育て世代を優遇する
ような制度の導入が進んでいるせいかもしれな
いですね。


神戸市は↓のようなことは得意なのですが・・・。

25年前の阪神淡路大震災の記憶

何時発の新幹線で戻るつもりだったのか?
そのあたりについては、もはや記憶がない。
ともかく、その日の朝、新大阪発の新幹線に乗り
東京へ向かう予定を組んでいた。


当時、私は関東の某所で働いていたのだが、
運転免許証の住所変更を怠っていたために、
旧住所の所在地にて、免許更新の手続きを行う
必要に迫られていた。


地元に戻った私は用事を滞りなく済ませ、
関東にトンボ返りするつもりだった。
そして、何かの偶然か、帰京日は1995年
1月17日。
新大阪発の新幹線発車時刻は、
当日の朝7時から8時の間だったかもしれない。


当日、午前5時46分頃、
目覚ましがけたたましく鳴った。
続いて、地震の強烈な揺れが襲ってきた。
私の中では、目覚ましと地震はほぼ同時刻だった
ように記憶している。


それから、電気ガスが使えない、
水が流れないに加えて、
電車、道路など交通網は尽く破壊され、
私は身動きが取れなかった。
(私だけでなく、すべての人々が・・・)


新幹線は動いているかどうかわからなかった。
電気が遮断され、テレビやラジオのニュースに
触れる手段を失っていた。
(ちなみに、当時の私は携帯のような洒落たモノ
を持ちあわせていなかった)
スマホなんて言わずもがなだった)
新大阪方面へ向かうには、
少なくとも武庫川を越える必要があったのだが、
電車にせよ、道路にせよ、武庫川を渡って向こう
岸へ渡る手段は失われてしまっていた。


結局、私は地震発生から一週間、
地元に留まることを余儀なくされた。


この一週間の出来事のことは、
なかなか書けるものではない。
(ほんとうを言うと、書く自信が無い)
自分の中で、あまり消化し切れていないような気
がしている。


下記の写真は神戸三宮・イオンが入っている
ビル内で開催されている写真展。
25年前の震災の記録だ。



脚を止め写真に見入る人は多い。
それでも、私としては、ある程度距離を保ってい
たいと願う自分が未だにいるように思う。

黒い猫の顔がある小銭入れの話

今や、現金は使わずに、キャッシュレス
決済へと時代は移行しつつあるのかもし
れません。
そんな時代の変化を感じつつも、
私はまだまだ現金が手離せません。
1円単位でお釣りをもらうことも当然あ
るが故に、小銭入れも当然ながら使い続
けているわけです。


ちなみに、私の小銭入れはこれ。

猫の顔がモチーフ。
(妻からの頂き物です)


先日、ふと目をやると、この小銭入れから、
猫の顔が無くなっているではありませんか!
残されたのは、黒の四角いケースのみです。
そんなに乱暴に扱った覚えはありませんが、
きっとポケットに入れたまま、
どこかの椅子に座った際に、
変に圧力がかかってしまって、
その結果、猫の顔がもげたのだと思いました。


妻には、もちろん報告は入れました。
これッ、猫の顔が無くなった、
どこへ行ったか、知らないか・・・?



もちろん、妻も知ろう筈もありません。
私はそのまま、猫の顔のない四角い小銭入れを
使い続けたのでした。


数日後、妻の元に叔父から電話が入りました。
(この叔父とは、最近は行動を共にすることが
多かったのです)
叔父が言うには、彼は自分が使用する小銭入れ
をどこかで紛失してしまい困っている様子。
そのため、心当たりはないかと我々夫婦にも尋
ねたという訳でした。


叔父が使っていた小銭入れは四角でブラック。
これで、妻はピンと来たようです。
私が使っている猫の顔がない四角い小銭入れ。
色はブラック・・・。


これって、もしかして、叔父の小銭入れでしょ!


妻にそう指摘された時、
私はまだ半信半疑でした。
もしそうだとしても、
他人の小銭入れを気がつかずに使い続けられる
ヤツが何処にいる?
(ここにいた)


そのとき、妻を横に乗せての運転中でした。
猫の顔の付いた黒の小銭入れ・・・。
猫の顔がもげた黒の小銭入れ・・・。
そして、叔父が失くしたという黒の小銭入れ。


その刹那、妻が見つけたのです。
車のシート横の隅に挟まった、
一つの黒い小銭入れを。
そして、その小銭入れの表面には、
確かに猫の顔があったのです。


それは、私が妻から貰った猫の小銭入れ。
私はそれを車の中に置き忘れて失念し、
替わりに叔父の小銭入れをそれと気付かないまま
我が物として使っていたのでした。


ご参考までに(こんな話、参考にする人が存在
するとは思えませんが)叔父の黒の小銭入れと
私の猫の顔がある小銭入れの写真、
その両方を貼っておきます。
(左側が妻から貰った猫の小銭入れです)



・・・きょ、共通点は黒だけです。(汗)
(このフレーズ、過去記事でも使いました)


それにしても、あのタイミングで叔父の小銭入れ
が車の中で発見されたものです。
(妻のお手柄です)
もし見つかっていなければ、
私は今も叔父のそれとは知らないまま、
平気で使い続けていた筈です。

おかしいのは暑さのせいか、それともハエか?

大変ご無沙汰しております。
長らく更新出来ず、申し訳ございません。


今回の台風19号により被災された皆様方には、
謹んでお見舞いを申し上げます。
不幸にも亡くなられた方々には心よりお悔やみ
を申し上げます。


当ブログでは、台風に関して何度か取り上げて
書いております。 それは別にしても、
地球の気温や、海水温度にしても、
年々、上昇しているように感じます。
単純な話、今年の秋は涼しいねとか、
この何年間か、そんな会話をしたことってあり
ましたっけ?


・・・もう、それは置いておきましょう。
当ブログ内の些細なことながら、
注目記事のランキングに少なからず変動がある
ようです。
(一位の仰木さんの記事は動かないですね!)


驚いたのは、四位にハエの記事が入ったこと。
世界中でスマホが浸透しているせいでしょうか、
近頃は水滴をぶら下げたハエの写真がネット上に
アップされる機会が増えたのかもしれません。


その一例を挙げておきますので、
興味のある方はご覧になってくださいませ。
(苦手な方のために、URLだけ貼っておきます)


https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/3186/?ST=m_news


私の「傘がない」の前哨戦、コンビニ編

引き続き、傘のお話です。
あれは、私が妻に傘を届けた日よりも、
三週間ほど前のことだったでしょうか。
コンビニに飲み物を買いに出た時のお話です。
その日も、やはり小雨がパラついておりました。


私はビニール傘をさしながら、
店に向かって歩いておりました。
コンビニ入り口の手前まで来ると、
傘立てが目に入ります。
恐らく、6本か8本ほどが入るタイプのものだ
ったように思います。


私はそこに傘を刺して(置いて)店に入るのを
一瞬ためらいました。
傘立てには傘が一本も無かったからです。
仮に私がその傘立に、自分の傘を置くならば、
私の傘がヘンに目立ってしまうのではないか?
という嫌な感触があったのです。
(あくまでも、ビニール傘ですが……)


アイスコーヒーを二つ、機械を使って入れ、
およそ5分間くらいは店内にいたでしょうか。
完了後、店を出ようとして、
ふと傘立てに目をやると、
あるはずの傘が無いではないですか!


ぬっ、盗みやがったな!と怒り心頭に発したの
はいうまでもありません。
繰り返しますが、空模様はパラパラ程度で、
わずかに降っているだけ。
そして、傘立てには傘が一本のみ……。
この状況で、よく盗んで行けたものです。


それでも、私がお店側にクレームを入れたりは
しませんでした。 もちろん、警察にも……。
名前なんて書いていませんでしたし、
所詮はビニールの傘だから。


ひとつ言えることは、この出来事はしっかりと
私の意識のどこかに刻まれており、この時点で、
陽水さんの『傘がない』という曲が頭の中で、
すでに鳴っていたように思うのです。

なぜか、突然復活した記事に関して、

4年前に記し、それ以後、長らくお蔵入りした
まま、長年放置され続けた過去記事。
それが、当ブログ内のランキングの第3位に、
突然ランクインしてきました。


内容が内容だけに、
あまり広がって欲しくないのが本音です。
(一応、親戚筋の目も気にはしていますので)


それから、同作は1,700字を超え、
自分の書くものとしては大作の部類です。
ゆえに、粗が目立ち、ボコボコの状態のまま、
長年放置しておりました。 この機会に、
新たに手を加えてみることにしました。


人間観察と価値観がテーマとなります。
よろしくければ、是非ご一読くださいませ。


該当記事は本当に広げたくありません。
近いうちに非公開にします。
(記事のリンクも貼りません)
ご了承くださいませ。



《※該当記事はすでに非公開に設定されました。
あしからず、ご了承ください》


《非公開に設定すると同時に、該当記事は当ブロ
グのランキングからも削除された模様です》

陽水さんの歌が気になって、妻に傘を届けてみた

ある日の午後だった。
俄かに雲行きが怪ししくなり、
これは降るなと見当を付けていたところ、
本当にパラつき始めた。
傘は持っていなかったが、
幸いにも、家の近くを私は歩いていた。


この日の午前、妻も某所へ出掛けており、
所用が無事に片付いたならば、
そろそろ家路に着いた頃ではないか。
などと私はぼんやりと想像し、
同時に、妻も傘を持参した上で家を出たという
記憶が私にはなかった。
恐らく、雨が強くなれば、困ることだろう。


傘か……。


そこで、私の頭の中で、久しく忘れていた、
あの歌のフレーズが浮かんで来た。


井上陽水の『傘がない』だ。


都会では 自殺する 若者が増えている
〈省略〉
だけども、問題は今日の雨 傘がない

行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ

君の街に行かなくちゃ 雨に濡れ


歌の力は偉大という外ない。
私は催眠術にかけられたように、
妻に傘を届けたくて仕方がなくなった。
大雨が降ってる訳では決してない。
何を馬鹿な……と分かってはいるのだが、
もうどうにも止められないのだ。


十数分後、私は傘を二本持って歩いていた。
一本は私ので、もう一本は妻用だ。
家まで取りに戻ったのである。
この先の交差点を左折すれば、
妻が所用で行った先まで一直線で行ける。


だが、交差点を曲がると、
歩いている妻と出くわした。
妻は私と私が持っている傘を見て、
わぁっ、と小さく言って、笑った。


・・・・・

Amazonより画像を拝借しました)


『傘がない」

井上陽水さんのデビューアルバム、『断絶』の中の収録曲。


最近、下記の英訳詩集が出版されました。


英訳されたロバート・キャンベル氏によると、
「傘がない」の英訳は、

I’ve got no umbrella.

としたそうです。


確かに、I have no umbrella.よりもずっといい
ですね。(笑)