シンプル・イノベーション (Simple Innovation)

複雑で込み入った事象の単純化にトライ & 新しい発見を楽しむブログ by こうのすけ

今夜のシチューと奇形のニンジン

今夜の夕食は自家製シチュー。

そんな連れ合いの発案を受け、

私も買い物にお供することに・・・。

 


というワケで、とあるスーパーに来店。

有機野菜コーナーなど、いろいろと

物色しておったのでございます。

 

 

すっかり人気も定着した感のある有機野菜。

しかしながら、農薬を使わないせいか、

(あるいは、なぜなのか理由はわかり

ませんが)

奇形の野菜も多く見られるとか・・・。

 


そんな中から、今夜のシチューに使う

ニンジンを選択してみました。

特に、セクシーなヤツを購入しました。

写真も撮りましたので、

ここに皆様とシェアしたいと思います。

 

これは、どう見ても「前」です。

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これは、どう見ても「後」です。

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イチロー選手の、打つ、投げる、走る、捕る、

先般、Number イチロー特集を読んだところで

したが・・・。

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昭和40年代、少年時代、

私が垣間見たプロ野球の世界には、

ある種のユルさがあったように思う。

例えば、内野陣によるボール廻しなど・・・。

あるいは、ファーストが投じる擬似ノック(?)

にも垣間見られた。

 

いわゆる手抜きである。

ノーバウンドで届く距離なのに、

わざとツーバンド、スリーバンドで投げたりする。

少しでも肩の消耗を抑えようという魂胆か?

 

ところが、イチロー選手の登場以後、

ずいぶんと印象が変わった。

私は2006年と2009年の両年、

WBCの予選を何試合か大阪や東京で観戦した。

その時の内野陣のスローイングやその動作は、

昔と違って実にキビキビとしたものだった。

観ていて、気持ちがいいくらいに・・・。

明らかに、子供の頃に観戦した野球とは質が違う。

そう感じると同時に疑問が湧く。

いつからこんなに真剣に、

ボール廻しをするようになったっけ?

 

 

 

ーーー本日、イチロー選手のニュースに接す。

少々複雑ながら、完全に引退するわけではなさ

そうなのでホッとはする。

 

同時に、上述のようなことをふと思い返す。

 

本人曰く、「野球の研究者でいたい。

今、44歳でアスリートとしてこの先どうなって

いくか見てみたい。

プレーしていなかったとしても、

毎日鍛錬を重ねることでどうなるか見てみたいと

いう興味は大きい」とのこと。

 

 

イチロー選手(あえてイチロー”選手”と記す)に

とっての研究対象は、きっと、

打つ、投げる、走る、捕る、の全てなのだろう。

 

元旦の朝、快晴です

明けましておめでとうございます。

 

不意に訳もなく感動させられることが
稀にあったりしますよね。
昨夜の紅白、高橋真梨子さんのステージ
がまさにそれでした。


理由は全く不明ながら、
ステージに立つ高橋さんから、

鬼気迫るものが伝わって、
それが観る者を揺さぶるのです。
横で観ていた連れ合いなどは、
思わず鳴咽を漏らすほどでした。

私といえば、この間の「陸王」の総集編、
並びに、最終回で泣き切らしたせいか、
今回は辛うじて堪えたのでした。

 

本朝、雲ひとつなく快晴です。

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いつもなら、子供達がサッカーをやっている
のですが、流石に元旦からはしないか。

 

ふと見上げてみると、
何やら蕾みのようなものが見てとれます。

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本年もよろしくお願い致します。

 

魔界を垣間見たやもしれぬ夜(笑)


今年も残り少なくなりました。
世間ではいろいろと騒々しい出来事が多く、
とてもじゃありませんが、
「北」という一字で収まる一年であったとは
思えないのですが・・・。
 
さて、私個人としても、多少とはいえ、
人様をギョッとさせてしまい、
ご迷惑をかけてしまったこともございました。
(なんだか、謝罪文のようになってる・・・)
 
どうやら、私には夢遊病の気があるようです。
いつも、そうなる訳ではありませんが、
例えば少年期においては、二階の自室で寝て
いたはずなのに、朝になり目覚めると、
そこは庭だったりしてギョッとしたものです。
 
最近では、ひどく深酒してしまい、
私はなぜか”ムクドリ”に変身した挙句、
止まり木に止まろうとして、
結果として、タンスの一部を壊してしまったこ
ともありました。
(この事実を本人は全く覚えていないのです)
 
今年もやらかしてしまいました。
9月上旬のことですが、
夜中に私は無断で出掛けてしまったようです。
私はその事実を自分では知らないのですが、
朝になり自分のスマホを見て驚いたのです。
 
カメラロールの中に、見知らぬ写真が二枚。
これです。
 

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深夜になって、何やら活動を開始した猫たち。
まるで魔界のようなところから、
ふらりと遊びに来たようです。
 
この話をある方に話したのですが、
妙にウケてしまったらしく、
先日プレゼントを頂戴してしまいました。
 
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夢遊病で家を出たクセに、
意外にも上手く写真が撮れたことへのご褒美
なのだとか・・・。

 

8月15日、終戦記念日に寄せて・・・

ご無沙汰しております。

本日の終戦記念日関連で一言・・・。

 

下記のHUFFPOSTのサイトにて、

1945年8月15日に放送された昭和天皇による

玉音放送の現代語訳が読めます。

(動画も視聴可能です)

http://m.huffpost.com/jp/entry/17752858

 

その内容に関して、詳細をまだよくご存知でない方は、

一度ご覧になってはいかがでしょうか。

 

別件ながら、昭和天皇のお人柄に関して、

妙に忘れぬニュース映像を観た記憶があります。

恐らくは、70年か80年代のある日、

アメリカへ外遊された際のこと。

 

小学校の庭のようなところであり、

庭木や芝生もある場所で、

昭和天皇と皇后様が腰を降ろしておられたました。

そこに、当然アメリカ人の子供達がいたりする訳で

すが、なんというべきでしょうか、

子供達が昭和天皇にじゃれつくのです。

そんな子供達に対して、

昭和天皇はごく自然に穏やかに接しられ、

特に言葉も発する訳でもないのに、

コミュニケージョンが成り立っているという・・・。

 

このようなことが苦手な私は、

 

そのご様子に、我が身を顧みれば、

恥じ入るばかりでした。

 

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騒動の跡地

 

大変ご無沙汰しております。
昨日、近くへ寄った関係で、
あの問題の場所へ行ってみました。
最近、急速に名をはせた小学校と言えば、
お分かりでしょうか。

 

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ご覧の様に、テレビの映像で観るのとは、
随分と印象が違います。
また、既に開校申請を取り下げたからか、
報道関係の人達もほとんど見当たりません。
一昨日のあの喧騒がまるで嘘のようです。

 

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ところで、小学校が開校出来ないとなれば、
私は保育園を造ればいいなどと気楽に考えて
おりました。
しかし、それは愚考でした。


この辺りは道路が狭く、
駅からも近いとはいえません。
その割に、自動車の往来は多いです。
子供達が事故にあったりしないかと心配です。
それなら、駅からバスか、親が車で学校まで
送り迎えする外ないと思います。
でも、繰り返しますが、道は狭いです。
親だって、大変だと思いますし、
バスの運転手も気が抜けません。


というわけで、あの土地は学校というか、
あるいは幼稚園には元々向いていないように
感じました。


今回の申請撤回は、もしかすると、
何者かによる意思というか、
落としどころとしては、
妥当な線に収まったのかもしれません。

 

ディランやレノンで、ワビやサビとか、

唐突ながら、本日のテーマは、
佗(わび)・寂(さび)とします。
なぜこのようなテーマを選択したのかについ
ては、最後までお読みいただくと、
おおよその見当がつかれるかもしれません。


まずは、言葉の意味を再確認する意味で、
Wikipediaで調べてみました。
それによると、


佗(わび):「貧粗・不足のなかに心の充足
をみいだそうとする意識」


寂(さび):「閑寂さのなかに、
奥深いものや、豊かなものがおのずと感じら
れる美しさ」


私は短歌や俳句というものに疎く、
従って、ワビやサビなんてことについても、
全く関心がない野蛮人でした。
それが、ある絵本のような代物を読んで、
モノの見方が多少でも変わったと思います。


写真は私を変えた本、
ジョン・レノンが見た日本」です。
(完全な絵本ではないですよ)

 

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在りし日のジョンは日本語を学ぼうとして、
学んだ言葉とその意味をノートに書き込み、
更には簡単なイラストまで添えて、
頭に記憶させようとしたようです。


それらの中で、私の印象に特に残ったのが、
ワビ(wabi)、サビ(sabi)、
という訳です。


ジョンが描いたイラスト(落書き)は、
昔ながらの田舎の田んぼ中で、
ポツンと傾いて立っている案山子(かかし)
だったりします。


イラストと言葉の取り合わせが、うーん、なるほど、と妙に納得させられる
から不思議です。


・・・さて、こうなると、
ある疑問が湧いてきます。
ワビ・サビを理解できるのはジョン・レノン
が特別だから・・・?


今でこそ、日本の伝統文化は世界の中で人気
を博し、海外からの旅行者も多いのですが、
ジョンとヨーコがお忍びで来日していたのは
ずっと以前の話しです。


それでも、私も一生活者の一人です。
四六時中、このようなことを考えているわけ
にもいかず、いつしか、このような疑問も、
頭の中から完全に消え失せていたのでした。


二度目の衝撃はある日突然やって来ました。


下記は「ボブ・ディラン・デビュー30周年
コンサート」での一場面です。


https://www.youtube.com/watch?v=6CEfNY02n5E&sns=tw @youtubeより‬


演奏者は、
TOM PETTY & THE HEARTBREAKERS


演奏曲は、ボブ・ディランのオリジナルで、
「License To kill」。


ツボを押さえた演奏と申しましょうか?
静と騒のメリハリを余すことなく効かせ、
ワビ・サビは勿論のこと、
日本でいうところの「間」をも重視した演奏。
もう、完全に脱帽する他にありません。


ジョン・レノンにせよ、
イギリス人にせよ、
アメリカ人にせよ、
イマ"ジン"にせよ、
人種の別に関係なく、
ワビ、サビ、マの意味を理解し、
その技を我が物としている人間は、
少なからず存在する・・・。


そんなところに、笑ってしまうくらい、
身が震えたものでした。


写真は所蔵するライブ映像です。

 

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VHSのカセットデッキ盤です。
再生可能なハードなんて、
すでに持ち合わせておりませんが、
どうにも手放すことが出来ずにいます。