英語の話から、教育について、ちょっと毒づいてしまいました
私は仕事で英語を書いたりしていますが、
後で読み返すと、結構間違いがあったりします。
スペルが違っていたり、冠詞をを入れ忘れたり。
でも、そんなことくらいで、相手の人から間違いを
指摘されてことなど一度としてありません。
大事なのは、価格、数量、納期、品質といったこと
ですから、それさえ通じ合えればOKなのです。
ところで、欧州の人は(、)カンマが嫌いなのでし
ょうか? 私はわかりやすい文章を書くという意味
で、カンマを多投するのですが、欧州の人はカンマ
を使わない人が多いです。
平気で、三行にわたる長文をカンマなしで書いてき
ます。 こうなると、どこが主語で述語で、
どこが副詞か、形容詞かを自分で判断せねばなりま
せん。 つらいので、相手に対して、カンマを入れ
て書いてこいと言いたい誘惑にかられます。
ですが、さすがに実行に移したことはありません。
ところで、中学生の英語の参考書などでは、
たいてい、This is a pen. で始まっています。
最近は、野口悠紀雄教授などの指摘によって、
やはりこれではマズいと考えたのか、
This is a umbrella. で始まるパターンが多いです。
•••ちょっと変えただけやん!
野口教授がいうように、実生活の中で、
This is a pen.とか、umbrellaとかって言う場面は
まずないはずです。
ドラマの「X-ファイル」で、モルダー捜査官が、
古ぼけた倉庫のようなところで、
ロッカーを開けると、中にネズミが一匹いました。
ネズミを見たモルダー捜査官は一言、マウス•••
と言いました。
決して、This is a mouse.とは言いません。
This is ナントカって言うことって、ほとんどない
のです。 ですから、そろそろやめませんか?
それに、This is a pen.に学ぶことの喜びとか、
ワクワク感がありますか?
それに、This is を This are と間違えたからって、
それがなんでしょうか。
そんなのは、やっているうちに、自然に覚える
ものです。
退屈で、ほとんど意味のないことを、
最初に教えることはもうやめてほしいです。
そもそも、学校で教える先生が、自分の好みの参
考書を自由に使って教えるべきです。
つまり、学校による、教科書選定など不要です。
書店では、参考書などいくらでもあるじゃないで
すか。 教科書を印刷している出版社には、
悪いのですが、自由競争にした方が、
教材の質も上がると思います。
とても、This is a pen. から始めらなくなるはず
です。
また、ついでながら申しますが、
全国にある、教育委員会とやらも不要です。
彼らは、いったい何をやっているのでしょうか?
我が国の借金残高は膨大です。
浮いたお金をしかるべきところへ廻すべきです。
などと、願う今日この頃です。